ソフトウェア関係のコーナーです。主にフリーソフト関係の紹介です。 |
Lazarus |
LazarusはPascal言語を使用するクロスプラットホームのビジュアルプログラミング開発環境ソフトです。 プログラムを作成されている方ならもしかするとご存知かもしれませんが、現在Embarcaderoで発売されているDelphiの昔のバージョンにそっくりな感じのソフトです。 開発された当時は日本語に対応していなくて、無理して使っても使える漢字や使えない漢字等があり使い難い物でしたが、最近ようやく正式バージョンになり、日本語も普通に使えるようになっているようです。 ・Delphiと高い互換性がある。 ・LinuxやMac OS X、BSD、Windows等の各OS用のものがあり、一度プログラムを書けば、それぞれのOS用のものでコンパイルが可能である。 ・GPLライセンス。 ダウンロード先:https://sourceforge.net/projects/lazarus/files/ 公式サイト:https://www.lazarus-ide.org/ |
Firebird |
Firebirdは、1986年に開発された商用のRDBMS「InterBase」を起源にもつ、コンパクトで操作性に優れたRDBMSです。 サイズは小さいですが、扱えるデータが少ないというわけではなく、高度なトランザクション機能も備えているパワフルなデータベースシステムです。 ほぼチューニングレスで、インストールしてすぐに使うことができます。 オープンソースで、商用で利用する場合でも完全フリーで使用することができます。 ダウンロード先:https://firebirdsql.org/en/server-packages/ 日本ユーザー会:http://tech.firebird.gr.jp/firebird/index.php?firebird_xsite=0 |
Zeoslib |
DelphiやLazarusでデータベースをアクセスする為のミドルウェアと呼ばれるコンポーネントです。 かなりの種類のデータベースをアクセスすることが可能です。(それぞれライブラリが必要) 先ほど紹介したFirebirdやInterbase、MySQL、PostgreSQL等、大抵のデータベースを同じやり方でアクセスすることができます。 Delphiだと昔はBDEというデータベースシステムを使っていてTTable1とかのコンポーネントを使っていましたが、同様にZTable1という感じで名前が若干変わるだけで、コンポーネントの使い方はほぼ同じです。 ここで紹介したLazarus+Firebird+Zeoslibの3つを組み合わせて日本語で住所録みたいなものも作れます。 興味をもたれたら、是非ともやってみてください。 そのうち、自作のソフトを公開して行きたいと思います。 ※ちなみにLazarusでは"Online Package Manager"メニューから最新のコンポーネントをインストールしたり更新したりできます。 ダウンロード先:https://sourceforge.net/projects/zeoslib/ 公式サイト:https://zeoslib.sourceforge.io/index.php |